コーディング外注HOWTO
準備(1)デザインラフデータの用意
コーディング外注を検討しはじめたら、まずはコーディングを依頼するのに必要な情報を準備する必要があります。コーディング会社が、案件の内容を検討するのに必要となる情報は、「デザインデータ」とコーディングを依頼する「ページ数」です。
まずはそのうちの1つ、デザインデータの用意について説明します。
準備のタイミング
Webサイト制作は、常にスピードが求められています。デザインが決定したら、タイムラグなくすぐにコーディングに取り掛かれるようにしておきたいものです。そのためには、デザイン決定の前、クライアントにデザインを提示してフィードバックを待っている状態のような、少し手が空き余裕がある時期に、コーディング会社選定をはじめておくことで、デザインが決定した際にスムーズにコーディング段階に進められます。
コーディング会社比較のポイントを参考に、外注したい範囲や案件の内容から、いくつかのコーディング会社に問い合わせをしましょう。その際に必要となってくるのがデザインデータです。 ただし、検討開始の時期には、デザインがまだすべて決定していなかったり、クライアントの確認待ちの状態だったりして、決定したデザインデータとして渡せないため、見積りの目安となるようなラフデータを用意するのです。

デザインラフデータの用意
Webサイトのデザインは、Adobe® Photoshop®やAdobe® Fireworks™等で制作することが多いと思います。また、時にはAdobe® Illustrator®で制作しているケースもあるかもしれません。
これらのデータそのままでもいいのですが、一般的に、これらのファイルはとても容量が大きく、メールなどで受け渡しをするのには不適切です。そのため、これらをjpeg形式に書き出し、それをラフデータとして準備するのがよいでしょう。
ただし、Webサイト制作に不慣れな場合や、はじめてコーディング会社への外注を検討している場合などは、デザインデータの様式がコーディングに適切かどうかの確認の意味も含めて、元データのまま送って確認してもらうのも方法のひとつです。
特に、Adobe® Illustrator®でデザインを作成している場合、ベクターデータから、ビットマップデータに変換する際、画像のにじみやカラーイメージの違いが発生して、元データのデザインイメージどおりに再現されないことがあるので、この時点で、そのような問題がないかどうかもコーディング会社に確認しておくのがよいでしょう。
デザインラフデータから確認できること
コーディング会社は、デザインラフデータを受け取った後そのデータを参考に、ページのボリュームやそのページのコーディングの難易度を確認し、見積り・スケジュールを決定します。
たとえば、角丸デザインやドロップシャドウが多用されていたり、スライスする画像の要素が多いもの・表組形式のデータが多いものは、コーディングが複雑で、時間もかかります。
また、1ページの長さによっても、コーディングの時間も変わってきます。
1ページあたりの費用が決まっておらず、内容を確認してから見積りやスケジュールを提示するコーディング会社の場合は、それらを総合的に判断して決定するので、ラフデータなしには始まりません。
1ページをA4換算として見積りをするコーディング会社の場合は、実際のページ数よりも多くの費用がかかることがあるので、見積りをより正確にするための材料になります。
トップページや下層の代表的な数ページをラフデータとして提示することで、コーディング作業を行う前に内容を正しく把握でき、トラブルなく進めることができます。
